今日は、ある有料老人ホーム内の一室のクロゼットの修理のご依頼でお伺いを致しました!
そのクロゼットの修理をするお部屋はおばあちゃんが住んでいるところでした!
ご挨拶をして、クロゼットの修理をしていると、おばあちゃんが部屋内が色々不具合があるようで、苦情を言っても1度千葉の方にある会社に連絡して許可をもらわないと修理等をしてくれないと、私に、「そんなのっておかしいわよね!」って言われました!
詳しい事情を知らない私は返答に困ってしまい、「そうですね、すぐに直してもらわないと困るときもありますよね!」ってとりあえず答えましたが、ちょっと怪訝そうな感じのおばあちゃんでした!
引き続きクロゼットの修理をしていると、子どものおしゃべりが聞こえてきました!あれ?どこかに子どもがいるのかな?って思い修理作業をしながら横目で部屋のあちこちを見渡しましたが、どこにも子どもらしき気配がありません!
おばあちゃんに、「どこかに子どもがいるのですか?」と聞くと、その子どもの声は子どもではなく、玩具から子どもの声が発せられていました!
すると、急に不機嫌そうだったそのおばあちゃんは私に、そのおしゃべりする玩具のことを楽しそうに話しだしました!私は一時クロゼットの修理作業を中断して、おばあちゃんの話に耳を傾けました!
そんな様子を見て、私は、おばあちゃんは寂しいのだと思いました!そのおばあちゃんのことは何一つ知りませんが、きっと寂しい思いを持っているのではと思いました!
昔だったら、自分の子ども、孫、またひ孫に囲まれて生活するのが普通だったのが、核家族化で、そんな大家族で過ごす機会も少なくなり、心に寂しさを持っている人が増えているのではないでしょうか!?
そんな他愛無い玩具のことで嬉しそうに話しているおばあちゃんを見ていると、ちょっと考えさせられる思いがありました!
おばあちゃん、いつまでもお元気で!!!
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