全国の漁業者ネットでセリ

今日の夕刊を見ていたら、「全国の漁業者ネットでセリ」と言う題名の記事が載っていました。どうしても、インターネットに関わる仕事をしていると、目が真っ先に向いてしまいます。

全国の主要漁港や水産物流通システムの企業が産地直送の電子ネット取引に乗り出すそうです。オンラインの受発注のシステムを整え、売り手の生産者と買い手の小売業者や飲食店などがお互いに希望価格を提示できるようにするそうです。

産地情報をリアルタイムで提供し、ネット上の”セリ”を目指すそうです。いずれはそうなるだろうなと思っていましたが、あの地域独特の市場のセリが無くなっていくのは、なんだかちょっと寂しいようにも感じます。

東京証券取引所のあの独特のセリ、売り手と買い手の間で値段交渉などを担ってきた市場の「場立ち」も1999年に消えたそうですが、今ではコンピューターが一秒の間に凄い数の取引を行っているのだから、もう昔のようには戻れないのと同じになってしまうのでしょうか?

でも、売る人、買う人の効率やお互いのメリットが多いのは確かなように感じます。時間的にも、金銭的にも、双方にきっとメリットは出てくると思うのですが・・・人と人との触れ合いが無くなってしまう、昔ながらの風流さが消えてしまうなど・・・やはり、効率だけでは線を引けない感情があるのは私だけでしょうか???

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