月別アーカイブ: 2016年7月

わたしはマララ I Am Malala

世界には自由がなく、それどころか生きていくことさえが困難な国が少なくないと知っていました。「わたしはマララ I Am Malala 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」を読んで、実際に彼女が生まれてから教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれ、今に至ったストーリーを知って、驚きや強い怒りを感じ、そして彼女の勇気ある行動に感動と尊敬の念を覚えました。

宗教間の争いが世界至る所で起こっています。戦争で犠牲になるのはいつも弱い女性と子供達です。私は、宗教は人間が平穏に、幸せに暮らせるようにするためにあると思っています。誰もが自由で、宗教を選ぶ自由も選ばない自由もあると思っています。

彼女は、子供達に平等に教育を受ける権利を!と言っています。ちゃんと子供達が教育を受けることができない国も少なくありません。当たり前にできる読み書きやいろいろな知識が、今までの自分の人生にどれだけの助けになったかをあらためて感じます。

下記は心に残ったフレーズです。

~略~神様はわたしたちに、驚く能力を備えた脳と、繊細でやさしい心を与えてくださったのに。話をして感情を表現するための唇、色と美しさに満ちた世界を見るための目、人生の道を歩くための両足、働くための両手、かぐわしい香りをかぐための鼻、愛の言葉を聞くための耳、わたしが片方の耳が聞こえなくなってはじめて気がついたように、体の一部一部がどんなにすばらしいパワーを秘めているか、それを失うまでは気がつかないものなのだ。~略~タリバンは至近距離で三発撃って、弾は三人の女の子に当たったけれど、だれも死ななかった。普通なら考えられないことだと思う。私の回復も奇跡的だったといわれている。~略~神様はわたしがお墓に行くのを引きとめてくれた。~略~わたしは第二の人生をかけて、みんなを助けるという使命がある。~略~

国連本部でのスピーチ(2013年7月12日)Malala Yousafzai United Nations Speech 2013

今年5回目の波乗り

今日は3ヶ月ぶりの、今年5回目の波乗りをしました。海に飛び込み、右肩を少しかばいながらゆっくりとパドリングで沖に向かいました。久しぶりのサーフィンでちょっとぎこちない感じもしましたが、右肩の痛みは全然なくすこぶる快調でした。

それでもまた痛みだしたら嫌なので、ゆるい波をゆっくりとパドリングしてテイクオフすると、3ヶ月ぶりにしては調子良くて、すぐに感覚が戻ってきて楽しい時間を過ごしました。でも今日は無理をしないで早めに海から上がってきました。

今は、ウィンドサーフィンにのめり込んでいますが、やっぱり、波乗りも楽しいです!

波乗り

バカの壁

養老孟司さん、著者「バカの壁」を読みました。脳のことに関わるいろいろな話をされていて、とても興味深くもあり、脳って不思議だなぁってあらためて思いました。

人間は、自分の脳に入ることしか理解出来なくて、学問が最終的に突き当たる壁は自分の脳であると著者は言っていて、この状態を指して「バカの壁」と表現しています。知りたくないことは自主的に情報を遮断し、耳を貸さないというのも「バカの壁」の一種。その延長線上には民族間の戦争やテロがあると言っています。

本当に、私も相手のことを遮断することなく話を聞いて、少しでも理解することができれば争いごとがなくなると思います!