わたしはマララ I Am Malala

世界には自由がなく、それどころか生きていくことさえが困難な国が少なくないと知っていました。「わたしはマララ I Am Malala 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女」を読んで、実際に彼女が生まれてから教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれ、今に至ったストーリーを知って、驚きや強い怒りを感じ、そして彼女の勇気ある行動に感動と尊敬の念を覚えました。

宗教間の争いが世界至る所で起こっています。戦争で犠牲になるのはいつも弱い女性と子供達です。私は、宗教は人間が平穏に、幸せに暮らせるようにするためにあると思っています。誰もが自由で、宗教を選ぶ自由も選ばない自由もあると思っています。

彼女は、子供達に平等に教育を受ける権利を!と言っています。ちゃんと子供達が教育を受けることができない国も少なくありません。当たり前にできる読み書きやいろいろな知識が、今までの自分の人生にどれだけの助けになったかをあらためて感じます。

下記は心に残ったフレーズです。

~略~神様はわたしたちに、驚く能力を備えた脳と、繊細でやさしい心を与えてくださったのに。話をして感情を表現するための唇、色と美しさに満ちた世界を見るための目、人生の道を歩くための両足、働くための両手、かぐわしい香りをかぐための鼻、愛の言葉を聞くための耳、わたしが片方の耳が聞こえなくなってはじめて気がついたように、体の一部一部がどんなにすばらしいパワーを秘めているか、それを失うまでは気がつかないものなのだ。~略~タリバンは至近距離で三発撃って、弾は三人の女の子に当たったけれど、だれも死ななかった。普通なら考えられないことだと思う。私の回復も奇跡的だったといわれている。~略~神様はわたしがお墓に行くのを引きとめてくれた。~略~わたしは第二の人生をかけて、みんなを助けるという使命がある。~略~

国連本部でのスピーチ(2013年7月12日)Malala Yousafzai United Nations Speech 2013

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です