国連報告書、北朝鮮の「人道犯罪」を非難 訴追の警告

もう何十年も前のことになりますが、私は、北朝鮮に関する書籍を何冊か読んだことがあります。北朝鮮からの脱北者のインタービューだったり、ボランティア団体の話をまとめた本だったりでしたが、その当時はそれらの本に書いてある内容にかなり衝撃を受けました。

その後もいろいろなニュースで北朝鮮の実態をテレビ等で放映されていましたが、子供たちの自由がないばかりか生命の保証さえない状態を見て、強い憤りを感じていました。また、各メディアのニュースなどで聞くと支援物資などは貧困、飢えに苦しむ子供たちには行き渡らず、軍部の人間に渡されているというのを聞くと、何ともやるせない思いです。

そんな中、下記のニュースを聞き、北朝鮮が変化して北朝鮮の国民に幸せが訪れるように願いたいです。

(CNN) 国連の北朝鮮人権調査委員会は17日、北朝鮮でさまざまな拷問や弱者への虐待が横行しているとの報告書を出し、国際刑事裁判所(ICC)への訴追も辞さない姿勢を示した。北朝鮮側は「政治的策略の手段にすぎない」と反発している。

同委員会は400ページに及ぶ報告書で、北朝鮮指導部が殺人や拷問、強制労働、性暴力、食糧難などを手段として体制強化や市民への脅迫を図っていると非難。「世界にも類がない残虐国家だ」と断じた。同時に、世界各国の指導者はこの苦難を傍観していてはならないと主張した。

同委員会はさらに、この調査結果をICCにも伝えるとの方針を示唆。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記への書簡で、人道犯罪で訴追される可能性を警告した。

これに対して北朝鮮当局は「北朝鮮の威信をおとしめ、人権擁護の名の下で国際的な圧力をあおることによって、社会主義体制を破壊しようとする策略だ」とする声明を発表した。

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