「心に残った本」カテゴリーアーカイブ

「頭のいい人」は、シンプルに仕事する

私が仕事をする上で、とても重要にしていることは、「シンプル」です。シンプルに仕事をしていけば、仕事の流れも速く、間違いが少なく、また、軌道修正をする時も、とてもエネルギーを使うことなく仕事の方向性を変えることができます。
だから、本屋さんでブラブラしているときなどでも、「シンプル」という言葉が目に入ると必ず反応してしまいます。今回も、この「「頭のいい人」は、シンプルに仕事する」の表題に惹きつけられて、著者、中島孝志さんの本を購入して読みました。
本に書かれていることは、結構細かく実践的な事柄が多く参考になると思います。実行していることもあれば、あっ、忘れかけてたなぁーっていう項目もあれば、試してみようかということもありました。
溢れる情報の中でシンプルに、しっかりと物事の本心を捉えて、自分自身の判断で仕事を推し進めることが大事だと思います。

笑うカイチュウ 寄生虫博士奮闘記

私は、こういうたぐいの本が好きです。生き物の不思議さを知るのがとても興味があって面白いです。本のタイトル「笑うカイチュウ」に興味が出てパラパラとページを捲ると、もうすぐに本を買ってしまいました。
私は、回虫と聞くと、細長く白くて、きし麺のような、蛇のようなものを想像しますが、実際に見たこともなく、自分の身体の中から発見したこともなく、その回虫の生態に興味を持ちました。
回虫を専門に研究している、藤田紘一郎さんが書いた本ですが、専門書にあらず、ユニークな話しぶり、説明で、夢中になって読みました。
ちょっと、SF映画のような、その回虫の生態などを知って、いろいろな生き物の生き方があるんだなぁって不思議に思いました。
また、サルの実験で、回虫を持っている猿は、花粉症やアレルギーが少ないとか、人間と共存する回虫や人間に害を与える回虫など、本当に不思議なことがいっぱいです。
これは私の持論ですが。現在の多くの人間は、清潔さをあまりにも強く求め過ぎて、石鹸で身体を洗いすぎたり、必要以上に生き物を農薬などの駆除材で殺してしまったり、抗菌製品など、殺菌、殺菌と消毒を必要以上に行ったりしています。
あまりにも自然界に存在している細菌やいろいろな生き物と触れることを拒否しているため、免疫力や抵抗力が低下して、いろいろな病気になったり、人間の身体自体が弱くなっているように思います。
人間は、それらのいろいろな生き物、雑菌などと、共存して生きていけるように人間の身体は作られていると、私は思っています。

落語家に学ぶ「笑い」のつくりかた(桂歌蔵)

ずーと、ホームページやWEBマーケティング関係の仕事に関わる書籍を読んでいて、ここでやっとプライベートな本「落語家に学ぶ「笑い」のつくりかた」を読みました。

私は落語とは漫才がとても大好きです。理屈抜きで笑うことが出来、楽しい時間を持つことが出来ます。だから、お正月などの時期は特に、漫才や落語がテレビに良く出てくるので時間があればテレビに噛り付いています。
おまけに笑いが身体の健康にも良いとなれば、これぞ一石二鳥です!いや、落語や漫才を聞いていると、そのシチュエーションが目に浮かぶので、脳の健康にも良いので、一石二鳥どころか一石三鳥だと思います!
この本を読むと落語界の世界もいろいろあるんだなぁーって知りました。それはさておき、あの落語や漫才の独特の空気や間を感じると、本当に人間って繊細な生き物なんだなぁって思います。
著者、桂歌蔵さんが「笑いのつくりかた」で一番大切なのは、聞いてもらっている相手を好きになること。加えて、話している自分も好きになることだと言っていました。
結局、本当に心から笑うことが出来るのは、根の奥深くに愛があるんだろうなぁって、自分は思いました!

大往生したけりゃ医療とかかわるな「自然死」のすすめ

「大往生したけりゃ医療とかかわるな「自然死」のすすめ」著者:中村仁一さんの本のタイトルに、興味を持って、買って読んでみました。
私は滅多に病院に行ったり、薬を飲んだりすることがありません。ちょっと、風邪を引いた時などは、1~2年ぐらいに一度ぐらいありますが、その時でも薬は飲まずに、栄養のあるものを意識的に食べて、お風呂にでも入ってゆっくり休みます。
私の今までの人生の中で、医療とのかかわり合いは本当に少ない方だと思います。でも、この本を読むまでは「死」のことについてこんなにも考えたことはありませんでした。
確かに、年を取って色々なところにガタが出てくれば、当然、必然的に医療と関わることが多くなるのは目に見えて考えられることです。
「死」についてあまり考えたことがなかったですが、「死」について一度ゆっくりと向き合って考える必要があると思いました。
私は、この本を読んで、同感出来るところが多くありました。なぜ、大往生するのに医療とかかわり合わない方が良いかを、詳しく順序立てて解説がしてあります。
私も人間は自然の摂理の中で、自然に生きて行くのが、幸せになるように人間の身体が作られているのだと思います。
話はそれますが、今は年老いて亡くなる時は多くの人が病院で亡くなります。昔だったら、亡くなる最後の時まで家族と一緒に暮らす人が多かったと思います。
そして、家で飼っている鶏や豚などの家畜や鯉など動物の命を絶って、家族で食べることもあり、これは子供達が、死と言うものをどういうものか考える機会を与えることになると思います。
今、それがほとんど無くなったことや、またテレビやビデオ、ゲームなどで、動物や人がいとも簡単に殺害される場面を見続けていることが、子供たちにとても悪い影響を与えているように感じました。

置かれた場所で咲きなさい

以前、テレビで「置かれた場所で咲きなさい」という書籍が紹介されていて、興味を持ち、本を購入して読みました。
ノートルダム清心学園理事長をされている渡辺和子さんが書かれた書籍です。私は特定の宗教を信仰していませんし、神様の存在も信じていません。
しかし、この本に書かれていることは、とても大切な、人間に必要なことばかりが書かれていました。ぎすぎすした世の中で、心豊かに生きる方法がたくさん書かれていると私は思いました。
その本の中で、私がとても強く印象に残った内容が、著者の渡辺和子さんのお父さんの話でした。
その方は外国駐在武官として、第一次大戦後、ドイツ、オランダ等に駐在して、身をもって経験したこと、それは、「勝っても負けても戦争は国を疲弊させるだけ、したがって、軍隊は強くてもいいが、戦争だけはしてはいけない。」と言っていたそうです。
そして、戦争にひた走ろうとする人々にとってのブレーキであり、その人たちの手によって、いつかは葬られることを覚悟していたと思われていたそうです。
そして、昭和の大クーデター、2.26事件、2月26日朝、子供の渡辺和子さんを壁に立てかけてあった座卓の影に隠し、お父さんは枕許の押し入れからピストルを取り出し応戦し、娘の和子さんの目の前1メーターのところで、娘に見守られ死んだとこのことでした。
目の前で射殺されたことは、子供としては想像を絶するショックだったでしょう。その父と過ごした時間は9年間だったそうです。

本田宗一郎 夢を力に―私の履歴書

私は高校生の時からモータバイクが好きでいろいろなモータバイクに乗りました。その中でも、ホンダのオートバイはとてもお気に入りでした。
アクセルを回すと、他社には感じられないエンジンの吹け上がり感があり、胸をすくタコメーターの針の動き、滑らかな加速感が、高校生の私を虜にしていました。
本田の4輪自動車には乗ったことがありませんでしたが、ホンダは、私の眼にはとてもスマートな会社に映っていました。
今回、初めて「本田宗一郎夢を力に―私の履歴書」と言う書籍を読みました。胸のすくダイナミックな生き方や、大好きな機械いじりに没頭する職人気質や、何でもチャレンジする姿勢は、憧れとともに、自分のハートも揺さぶられました!

自助論

「自助論」Self Help, with Illustrations of Character and Conduct 著者:S・スマイルズを読みました。
世界の代表的ベスト&ロングセラーというのを知り、興味が出てきて読んでみました。読み始めると、とても多くの人物の例をあげて解説してありました。
大昔に出版された本ですが、今現在とほとんど変わらない普遍的なものを感じました。印象に残った言葉が「人生は自分の手でしか開けない!」でした。

ちびまる子ちゃんの敬語教室

私はほとんど、マンガを観ることも、読むこともありません。でも、漫画でも良いなと思う漫画はたまに見ます。(滅多に見ませんが・・)その中でも、ちびまる子ちゃんのマンガは良いなと思います。
子供たちにも観て欲しいマンガです。いろいろと教育を兼ねるような内容のことがあり、子供たちにはこういう漫画を観て、心優しい人間になって欲しいと感じます。
ところで、「ちびまる子ちゃんの敬語教室」という本、本というか、漫画がベースで読んでいても楽しいです。自分でも間違った敬語を使っているのに、気付かされました。
何のために敬語を使うかから、とても分かり易く、そしてマンガで楽しく理解できるので、子供たちにはぜひ見てもらいたい本でした。

人はなぜだまされるのか

「人はなぜだまされるのか」の表題を見て、そのまま、なぜ人は騙されるのだろうと単純に疑問を持ち、この本を読み始めました。
副題の「進化心理学が解き明かす「心」の不思議」という通り、人間が進化してきた話の流れに沿って、いろいろな実験を自分自身で試しながら読み進めるので、とても興味深く、面白く読めました。
この本を読んでとても印象に残った言葉をご紹介致します。
「チンバンジーは、過去や将来をあれこれ思い悩んだりしない。希望もなければ、絶望もないだ。だからこそ、「今ここの世界」を精いっぱい生きられるのである。人類は、想像力を身につけ、法則を発見し、協力して働き、文明を築いたが、かわりにさまざまな苦悩も背負った。私たちは、ジャングルや草原に由来する心と、文明向きの心をともに身につけている。それらのはざまで揺れ動きながら、日々微妙な決断を続けているわけだ。」
そして、私がこの本を読んで思ったのが、人間が持っている能力で、有能なものもあれば、進化の過程で有能でないものもあり、特に真実や何が本当に必要かを、騙されずにしっかりと物事を、自分自身で判断していく必要があると思いました。

天職は身をたすける!―好きなことを仕事にする方法

またいつものように本屋さんをぶらぶらしていると、「天職は身をたすける!」という本が私の目に飛び込んできました!
「天職」という文字に興味が湧いてきて、早速購入して読みました。私は神様を信じていないので、ちょっと、「天職」、天の神様が授けた仕事というのには抵抗があったのですが、考え方には多くの同感するところがあり、読み進めました。
私は、能天気なのもありますが、仕事をしていてストレスをほとんど感じません。やはり、今やっている仕事が好きなのだと思います。仕事が好きというよりは、仕事を終えた後にお客様に喜んで頂けるのが快感なのかもしれません。
大好きなサーフィンはもちろん、やりたいことがいっぱい、夢いっぱいだから、ストレスなんて感じている暇がないのかもしれません。
世の中、不況、不況と長い年月が経っていますが、逆に、この本のように、自分で出来る事を、自分のビジネスとして、少しずつですがゆっくりとスタートさせている人も、自分の周りに多くなったと感じます。
また、自分のビジネスを少しずつ大きくする過程も、自分自身の人生の中で楽しいひと時なのかもと、自分は感じます!この本は特に若い方に読んでもらいたいなぁーって思いました!