正確な医療情報 医師監修で発信

2019年01月07日

ネット上で事典公開広がる 患者の判断力向上も重要

医師が監修したインターネット上の医療事典を公開する動きが広がりつつある。医師と患者の間の知識の差を埋め、患者がネット上にあふれる不確かな情報に惑わされないようにするためだ。何人もの医師の目を通すことで、中立性や正確性の高さを担保する。何が本当に信じられる情報なのか。患者自身のリテラシーも求められる。~略~

◆医師が監修する主なオンライン医療事典

◇ MEDLEY https://medley.life/ メドレー(東京・港)
約1500項目の病院や症状、薬名などで検索できる。外部の医師が内容を随時チャックする仕組み
◇ MSDマニュアル MSD(東京・千代田区)
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/
米国の製薬会社が1899年から制作。日本語のデジタル版は2017年に大幅改訂。米国の医師ら350人以上が執筆
◇ Medical Note メディカルノート(東京・渋谷)
https://medicalnote.jp/
1600以上の専門医が2000以上の病名について執筆。病気の解説だけでなく、医療情報のコラムなども
◇ がん情報サービス 国立がん研究センター(東京・中央)
https://ganjoho.jp/public/cancer/index.html
がんについて科学的根拠のある情報を発信。18年からヤフーと連携し、「Yahoo!」で検索するとトップに情報が表示
~略~ 日本経済新聞より

自分自身の健康は自分自身でいろいろな情報を集めて、自分自身で判断していかなくてはと思います。私自身はいろいろな情報を得て、試して、自分自身に良いものを実行しています。