壊れて行く自然

私の住んでいるところは平塚市と大磯町の間にある湘南平と言うところの麓あたりです。今でもウグイスはよく鳴いているし、いろいろな鳥もいるし、草木も生い茂っていて自然は豊かな方だと思います。

でも、私が住み始めた時は、周りを見渡せば驚くような大きな木がありました。また、大きな梅の木もあり、シーズンになると道端が落ちた梅の実でいっぱいになるほどでした。しかし、その巨大な木は今まで見たことのない巨大なクレーンで伐採されてしまいました。また、少し前にその梅の木も伐採されてしまいました。

以前は、大きな蛇やタヌキも時々見ました。犬の散歩の時は散歩途中にある苺の木からイチゴをもぎ取ってよく食べたものでした。以前、イノシシが出て危険だということで生け捕り用の檻が置かれましたが、動物達の住処が無くなって仕方なく人間の住むところへ来てしまったのでしょう。

昨年は我が家の二階のベランダに大きなアシナガ蜂の巣が出来、可愛そうなのでアシナガ蜂を同居させましたが(家賃は特別に取りませんでした!)木々を伐採しているせいではないかと思います。今年も足長蜂が我が家の周りによく飛んでいるので、今どこに巣を作ろうか検討中なのかもしれません。

昔よく読んだ手塚治虫さんの漫画に書かれていた通りのことが、現実のこととなって今まさに進行中です。動植物の住めない地球になってしまったら、結局、人間も健康に豊かな生活をすることは出来なくなると思います。

だから、これ以上、大きな木などを伐採して欲しくありません。無くした自然を元へ戻すには気の遠くなる歳月がかかるのですから・・・!

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