呆れかえる!原発リスク産学で研究?

先日、新聞で呆れかえる記事を読みました!「原発リスク 産学で研究」とう見出しでした。

記事内容を要約すると、「電力会社や原子力の学会は原子力発電所のリスクを研究する機関を今夏にも設立する検討に入る。東京電力福島第一原発事故を受け、地震や津波など想定外のリスクを過小評価しない体制を整える狙い。事故が起きる確率や客観的なデータを用いて、電力会社ごとの自主的な安全対策の強化を促す。経済産業省の有識者会議が14日、原発のリスクを研究する機関の設立を提言する。原子力規制委員会は「大量の放射能物質の放出につながる事故を100万年に1回以下に抑える」など原発の安全目標を掲げている。有識者委は原発事故が損害保険の対象となる制度を整えることなども提言する見通し。」

という内容でした。私は呆れかえるやら、憤りを感じるやら、こんなことを本当に真剣に考えているのかと耳を疑ってしまいます。「大量の放射能物質の放出につながる事故を100万年に1回以下に抑える」って、地球に住んでいるのは日本だけでありません。100万年後にこれから生まれてくる未来の人間にこのことをどう伝えるのでしょうか!?

「原発事故が損害保険の対象となる制度を整えることなども提言する」って、保険でいくら賠償されても原子力発電所の事故で放出される恐ろしい放射能が消えるまで、気の遠くなる歳月がかかり、その間、人間だけでなく動物や植物なども長い間、放射能被害を受けます。お金で放射能事故が消えるのでしたら別ですが・・

いつ起こるか分からない巨大地震、津波、テロ、サイバーテロ攻撃、それに原子力発電で使用した核燃料の廃棄処分方法も、未だ世界のどこの国もその技術を持っていません。

原発リスクを研究するなんてナンセンスなことを言っていないで、政府は代替えのエコなエネルギー開発を官民が協力して行うべきだと、私は強く思います。経済より地球にいる人間、動物、植物などの命の方が大切です!比べること自体がナンセンスです!

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