老いる味覚…人生も「味気なく」
「人生が味気なくなる」という言葉は青年時代には聞いてきたが、年を取ると生活がなんとなく味気なくなる。ものの味がなくなると、勿論食事が進まず元気が出なくなる。
脳の嗅覚中枢に、味覚情報も伝達
そこで人間にとって味はどこから起こるかをまず説明してみよう。人間の鼻腔は臭いを司る臭細胞の上皮があり、その中に臭いの受容体(レセプター)があって、それが電気的エネルギーとなって、臭球に伝えられ、反対側の前頭葉の臭覚中枢に達し、人は臭いの感覚を持つ。ここには味覚情報も伝えられる。


