2012年1月27日 -- 癌 --

記録

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こうした小さなノートに記録しています

 抗がん剤治療をしたころから、毎日の体調などを小さなノートに記録しています。内容は、朝の体重と体温、食事内容と特記すべきことがあればそれをといった非常に簡単なものです。

 子供のころから、日記を書き始めても長続きせず、夏休みの宿題として出された日記も8月末にまとめて書いていました。ですが、今回のメモは2年近く続いています。これも、がんがもたらした変化ですかね。

 抗がん剤治療のころは、「顔が風船のように膨れている」とか「味がしない」といった記述が目立ちます。最近はもっぱら、朝昼晩の食事と間食に何を食べたのか、何を飲んだのかといったことが主体です。野菜を多く取ろうと心がけているし、飲酒の回数を自己制限しているので、より良い食生活への参考として記録は役立っています。

 食事を記録するという行為は、オタク論などで知られる岡田斗司夫さんが著書「いつまでもデブと思うなよ」(新潮新書)で紹介したレコーディング・ダイエットに近いような気がします。ですが、食事内容に反省が足りないからか、それとも記録がおおざっぱ過ぎるからか、ちっとも摂取カロリーの低下にはつながらず、従って、やせはしてません。残念。

◇ ◇ ◇

 moonshellさんに「私の昭和発言で、秦野記者の胸をさらに痛めさせてしまっていたら、本当に申し訳ありません」と書かせる結果になってしまいました。こちらこそすみません。前回、「昭和っぽいダジャレと書かれてくやしい、かな」と書きましたが、「イイトシして」と「良い年を」の掛け言葉が通じていたことが確認できてうれしいというのが半分です。胸は痛んでません。いやあ、言葉は難しいですねえ。

プロフィール
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秦野るり子 (はたの・るりこ)
読売新聞東京本社・調査研究本部主任研究員
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