こむら返り
(2)爪先上げて腓腹筋伸ばす
こむら返りの「こむら」とは、ふくらはぎを指す古い言葉だ。太ももや足の裏で起きてもこむら返りと呼ぶが、やはりふくらはぎが最も起きやすい。
ふくらはぎの大部分を占める筋肉は、
ところが、センサーが何らかの原因でうまく働かなくなると、腓腹筋全体が異常に縮んでこわばり、強い痛みを引き起こすことがある。これがこむら返りだ。
こむら返りが起きた時、たいていの人は、足の指を引っ張るなどして腓腹筋を伸ばそうとするが、これは理屈に合った対策だ。
就寝中のこむら返りは特に嫌なものだが、浅井さんは「寝る前に、軽く腓腹筋を伸ばす運動をすると起こりにくくなる」と言う。足全体をまっすぐに伸ばした形 から、爪先を上に向けると、腓腹筋が引っ張られる。その姿勢で足の指を手で持ち、30秒ほどストレッチをすると、センサーの感度もよくなる。
「朝、布団の中で伸びをする時は、つい爪先までうんと伸ばしてしまい、こむら返りになることが多い。なりやすい人は爪先を上げることを心がけて」と浅井さん。
足が冷えると、センサーの働きが鈍るので、その対策もしておきたい。冷房が強い場所では長い靴下をはき、寝る前に風呂や足湯でふくらはぎを温めるのも効果的だ。


