2010年8月30日 -- 関節症 --

こむら返り

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(1)運動前にツボ押して予防

 運動の最中や就寝時にふくらはぎや太もも、足の裏などの筋肉が急にけいれんして激しく痛む「こむら返り」。高齢者や妊婦、糖尿病の患者らがなりやすいが、普通の人でも起きる。

 原因は、準備運動不足や、爪先立ちなど足に負担がかかる無理な姿勢、体内のミネラル分の不足などが挙げられるが、分かっていないことも多い。だが、予防や改善につながる方法がいくつか知られている。

 その一つが足の“ツボ”押しだ。

 (ひざ)関節の外側に出っ張った骨(腓骨(ひこつ)小頭)があり、その数センチ下に小さなくぼみがある。陽陵泉(ようりょうせん)と呼ばれ、足の筋肉と関係が深いツボとされる。福岡大病院東洋医学診療部長の向野義人(むかいのよしと)さんは「運動前や寝る前に、このツボを親指で20秒ほど押すと、こむら返りの予防や症状緩和に役立つ」と勧める。

 今月中旬、キャンプ場で、学生がこむら返りを起こした。引率していた向野さんがツボを押すと、すぐに痛みが治まったという。

 力加減は「少し痛いな」と感じるくらいがちょうどよく、苦痛を覚えるほど強く押す必要はない。

 「米粒をテープにつけて、ツボに張ってもいい」と向野さん。指で押す代わりに、米粒で軽い刺激を与え続ける、というわけだ。「ツボ押しは簡単で危険性もないので試して」と呼びかける。

2010年8月26日 読売新聞)

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