2010年8月19日 -- 歯科 --

元気にかむ

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(1)かみ合わせ異常 放置で悪化

 体によいとされる食物は数多いが、その効果も、きちんとかんで消化してこそ。だが、しっかりとかむことができない人は意外に多いという。「咀嚼(そしゃく)は、歯のほかに、あごの関節や筋肉、舌、神経などがかかわり合う、とても複雑な運動。どれに問題が起きても、きちんとかめなくなる」と日本顎咬合(がくこうごう)学会常任理事の上濱正(うえはまあきら)さんが解説する。

 歯がすり減ったり欠けたりしても、慣れると違和感を感じなくなる。しかし、無理なかみ合わせで食べ続けると、周囲の健康な歯に負担がかかってもろくなったり、あごの関節がずれたりするなど、さらに大きな問題を引き起こす心配がある。

 自己チェックで、かみ合わせの異常を早期発見するために同学会が開発したのが、「咬合スコア」だ。最近1か月間について、六つの項目=表=に対し、答えが「ほとんどない」なら0点、「少しある」なら3点、「ある」なら5点を足す。合計が6~8点の場合、かみ合わせに異常がある可能性があり、9点以上なら、大きな問題があると考えられる。

 6点以上でも必ず治療が必要とは限らないが、上濱さんは、「まずは、専門家に診てもらいましょう」とアドバイスする。同学会のサイト(http://www.ago.ac/)で、「咬合スコア」のチェックシートをダウンロードでき、各地の指導医の検索も可能だ。

2010年8月19日 読売新聞)

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