メタボ指導、効果てきめん…受けた人は腹囲スリムに
男2.01センチ、女2.48センチ
生活習慣病予防のためのメタボ健診(特定健診)で、食事や運動などの保健指導を受けた人は、その後1年間で体重が2キロ近く減るなどの効果があったことが、厚生労働省研究班の調査で分かった。
日々の食事をメモや写真で記録してもらうなど、熱心な指導をするほど、効果が大きくなる傾向があり、調査をまとめた今井博久・国立保健医療科学院疫学部長は「効果は予想以上。保健指導は積極的に受けてほしい」と話している。
調査は、2008年度に健診を受けた8都道府県の国民健康保険加入者を対象に実施。腹囲などが基準を超えて保健指導の対象となった6万1000人のうち、健診結果が判明した後、保健指導を受けた1万2000人と、受けなかった4万9000人で、1年後の体重などの変化に違いがあるか調べた。
その結果、保健指導を受けた人の場合、体重が男性で平均1・65キロ、女性で平均1・79キロ減少。腹囲も男性が2・01センチ、女性は2・48センチ 減った。指導を受けなかった人も体重は健診後に減ったが、減少幅は男性が0・49キロ、女性は0・61キロだけ。腹囲の減少は男性が0・71センチ、女性は0・96センチにとどまった。保健指導で、血糖値や中性脂肪、血圧も改善した。
(2010年8月13日 読売新聞)


