2010年7月15日 -- 医療 --

いつでもビール気分…ノンアルコールで乾杯

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ドライブ中もOK

 アルコールが全く入っていない「ビール風味飲料」が身近になってきた。ビール党もうなずく本格的な味や、ドラ イブ中でも飲める点が受けており、今夏には新商品も相次ぎ登場する。(経済部 二階堂祥生)

 この分野の火付け役は、2009年4月にキリンビールが発売した「フリー」だ。

 従来のビール風味飲料は0・5%未満と微量ながらアルコールを含んでいた。アルコール分がなくなったことで、ドライバーのほか、お酒が体に合わず宴会で気まずい思いをしていた人や、妊産婦にも歓迎された。

 味わいの面でも、アルコールを生成させる酵母を使わず、ビールの香味を調合技術で補うなど、研究開発が進んできた。

店頭に並んだ「ビール風味飲料」

 キリンは、肝臓に良いとされる成分のオルニチンを加えた「休む日のAlc.0.00%」もラインアップ。「休肝日」を設けるサラリーマンに受け入れられ、販売目標を上方修正した。

 一方、ライバルのアサヒビールとサントリーは来月、そろって新商品を投入する。

 アサヒの「ダブルゼロ」は、アルコールのほかカロリーも「ゼロ」にしたのが特徴だ。サントリーの「オールフリー」は、アルコールやカロリーだけでなく、さらに「糖質ゼロ」も打ち出し、消費者の健康志向に訴える。

 両社とも昨年、ビール風味飲料を発売したが、飲食店向けが中心だった。今夏は新商品の販売促進に力を入れるため、目に留まる機会が増えそうだ。

 店頭価格は、いずれも350ミリ・リットル缶で130~150円程度。ジュースより高い「大人の飲み物」だ。「第3のビール」と同じ価格帯だが、酒税がかからないため利益率が高いという。

 注意したいのは、「ビール風味」をうたう飲料に も、微量のアルコールを含む商品があることだ。車を運転する際は慎重に選ぼう。

2010年7月14日 読売新聞)

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