減塩のコツ
(2)35~50%オフ食品 試す
減塩に取り組んでいる人でも、取り組みが不十分と考える人は多い。手頃に出来るのが、「減塩」や「低塩」の 調味料や製品の利用だ。
従来の食塩と比べて塩分の量が半分となっているのが、「味の素」の「やさしお」。ナトリウムの分量を半分に減らし、カリウムを増量した。
同社の調査では、調理時に塩分を控えめにしている主婦は約8割。しかし、毎日の料理で減塩するのは面倒、ちゃんと減塩できているか不安といった声もあるという。調味料事業グループ課長の古賀大三郎さんは、「今までと同じ量をかけて下さい。料理をおいしく食べることができ、減塩ができる」と話す。
同じ技術を使って、コンソメと鶏ガラだしスープを今年、商品化。価格は割高だが、血圧が気になる高齢者や40歳代以降を中心に、リピーターが増えているという。
味の素の技術を使って、減塩商品の開発に乗り出す企業もある。ヤマキは塩分を50%カットした、だしつゆを、伊藤ハムは、塩分量を35%カットしたウインナーや生ハムを商品化した。
注意したいのは、腎臓が悪く、カリウムを排せつする機能が落ちている人。これらの商品は、カリウムが増量してあるので、利用の際は医師への相談が望ましい。
一方、日本ハムは塩分を35~40%カットし、緑茶成分を加えたロースハムやベーコンを昨年から販売している。食べ比べてみたいところだ。
(2010年4月16日 読売新聞)


