2010年2月19日 -- エクササイズ --

フルマラソンを走った

  • Google Bookmarks
  • Yahoo!ブックマーク
  • はてなブックマーク
  • del.icio.us
  • livedoor クリップ
  • POOKMARK Airlines
  • ニフティクリップ
  • Buzzurl
  • newsing it!

(3)靴の中敷きで痛み予防

記者の足に合わせて作った中敷き。土踏まずなどを支える

記者の足裏の圧力分布。左足の真ん中あたりの点が小さく、体重が右足に偏っていることが分かる

 マラソンを快適に走るには、靴選びも重要だ。

 NPO法人日本フットトレーナー協会理事長の飯田潔さんは「履きやすさから大きめのサイズを選ぶのは間違い。靴は、かかとがピッタリ合った状態で本来の性能を発揮できるが、大きいと前にずれてしまい、爪先なども傷めやすい。長さと幅がピッタリのものを選んでほしい」と話す。

 実は記者の靴も大きめで、NAHAマラソンの途中、両足の爪先が靴の先端に押しつけられて曲がり、爪から出血してしまった。

 飯田さんは、靴の中敷きをオーダーメードで作る専門店「フットレスキュー」を東京・西神田で開いている。最新の靴でも、中敷きはお粗末なものが多いためだ。上村愛子さんや高橋大輔さんら五輪代表の中敷きも作っている。

 適切な中敷きで土踏まずのくぼみを支えると、「足裏の過度の伸縮が抑えられ、痛みや炎症を予防できる。中敷きの高さの微調整で、走りの癖も修正できる」という。

 記者も作ってもらった。検査、足型とりから完成まで1時間。足裏の圧力測定や、走りのビデオ撮影で、記者は体が右に傾くことが分かった。そのため右足に過度の力がかかり、左足は内側に倒れ込む無理な着地になっていた。

 そこで、右足の外側などを少し高くした樹脂製の中敷きが完成。靴に入れて走ると、傾きはすっかりなくなっていた。硬すぎず、足と靴の一体感が増して気分もいい。

  料金は、検査料を合わせて1万8000円ほど。高価だが、丈夫なので靴を替えても使える。もっと手軽なのは市販の中敷きで、スポーツ店などで数千円で購入できる。同協会の講習を受けた「スポーツシューズスペシャリスト」など、専門知識を持った店員に相談するのがお勧めだ。(佐藤光展)

2010年2月18日 読売新聞)

健康を応援する健康情報館のトップページへ