2010年2月13日 -- 病気の予防 --

目の若さを保つ

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(4)「ごきげん」に運動、節食

  加齢に伴う目の病気の中には、高血圧や糖尿病などの生活習慣病が引き金になるものも多い。慶応義塾大学医学部眼科教授で、アンチエイジング(抗加齢)医学の第一人者である坪田一男さんは、「生活習慣を改善し、体全体の若さと健康を保つことが、目の老化防止にもつながると考えられます」と話す。

 坪田さんが提唱する生活習慣の改善ポイントは、「運動」「カロリー制限」「ごきげん」の三つだ。

  運動は、成長ホルモンの分泌を促し、生活習慣病の元になる肥満を防ぐ。目に対する効果としても、日常的にランニングをする人は白内障と加齢黄斑変性にかかりにくいとの報告がある。ストレッチ、ジョギングなどの有酸素運動、筋力トレーニング、バランス運動(片足立ち)の4種類を習慣化したい。

  カロリー制限は、肥満を防ぐだけでなく、長寿にかかわる遺伝子を活性化させることがわかってきた。動物実験では、摂取カロリーを通常の7割程度に抑えると寿命が伸びるという。ただ、必要な栄養は十分取ることが重要。「腹八分目を心がけ、炭水化物や脂質を減らして、緑黄色野菜や果物を多く取ることが望ましい」と坪田さん。

 「ごきげん」とは、ストレスをためず、リラックスして笑顔で過ごすこと。ストレスは免疫力を低下させ老化を助長する。ごきげんのためには睡眠も大切だ。食事は就寝の3時間前には終える。起きた時にスッキリ感がなければ、睡眠時無呼吸症候群の疑いもあるので、専門医に相談を。

 目の衰えを感じ始めたら、全身のアンチエイジングに取り組むチャンス、と前向きに考えよう。(林真奈美)

2010年2月13日 読売新聞)

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