2010年2月11日 -- 病気の予防 --

目の若さを保つ

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(3)まばたき増やし潤いを

 目が疲れる、ゴロゴロするなどの不快感、見えにくい――といった症状に見舞われるドライアイ。

 目の表面が乾いて傷つくためで、パソコンを駆使するオフィスワーカー特有の病気と思われがちだ。だが、東京女子医大の高村悦子准教授(眼科)は「高齢者の7割がかかっているといわれ、年齢と関係が深い病気の一つです」と話す。

 高齢者に多いのは、涙や、涙の蒸発を防ぐ油分の分泌量が減るからだ。そのうえ、老眼や白内障で視力が落ちると、目を凝らして見るようになる。すると、自然にまばたきが減って、さらに涙の蒸発を助長する。

 目の潤いは目の若さを示す。ドライアイを防いですっきりした視界を保ちたい。

 それにはまず、まばたきの回数を増やすこと。パソコン作業や読書の際には特に意識しよう。上目使いでは目を見開くことにもなり、涙の蒸発が増えるので、下向きの視線で画面や本を見るようにする。目に合った眼鏡をかけることも大切だ。

 冬は特に、エアコンの効き過ぎで室内が乾燥していることが多い。加湿器などで湿度を調節し、エアコンの風が顔に直接当たらないよう机などの位置も工夫する。

 涙の乾燥を防ぐ油分は、まぶたの縁にあるマイボーム腺から分泌される。老廃物などで詰まらないよう、洗顔時には目の周りを丁寧に洗う。蒸しタオルを5分ほど目の周りに当てておけば脂汚れがよく落ちる。アイメークはまぶたの縁にかからないように。寝る前はきれいに落とす。

  目の潤いを補うには、ゆっくり入浴するのも効果的だ。乾燥が気になっても、市販の目薬を頻繁に差すのは控えた方がいい。防腐剤などの刺激で症状が悪化することもある。「市販品を用いるなら、防腐剤の入っていない『人工涙液』が望ましい」と、高村さんはアドバイスしている。

2010年2月11日 読売新聞)

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