2010年1月 8日 -- エクササイズ --

正月明けの体

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(3)ストレッチ 筋肉は、ゆっくり伸ばす

 実家に帰省し、こたつで寝正月を決め込んだ。仕事を忘れてのんびりと休みを過ごすことができたが、体はすっかり硬くなってしまった。

 中京大体育学部長の湯浅景元さんによると「体を休めたつもりでも、同じ姿勢で長時間いた結果、筋肉がリラックスできていない」という。

 テレビを見ながらごろごろしている時は、体の向きがほとんど同じ。同じ筋肉だけを使い続けて硬くなり、血行が悪くなってしまうのだ。

 これは飛行機などに長時間乗り続けた時に血栓ができて血管がふさがり、呼吸困難などを引き起こす「エコノミークラス症候群」の発症前とよく似た状態という。

 硬くなっているのは、背中から腰にかけてと、ふくらはぎの筋肉。そこで、簡単に柔らかくする方法を湯浅さんに教えてもらった。

 まず、いすに座った状態で両足を左右に大きく開く。次に上半身をできるだけ前方へ倒す。両手はだらんと伸ばし、床に着いてもかまわない。この姿勢で10秒から20秒、ゆっくりと数える。これで背中や腰の筋肉がよく伸びる。

 注意するのは体を起こす時。両手をひざの上に置いて腕の力も使いながら、ゆっくりと起こす。上体を急に起こすと、腰を痛めてしまうことがある。

 ふくらはぎの筋肉も、いすに座った姿勢で伸ばすことができる。ひざは楽にして爪先を床に着けたまま、かかとをゆっくり「1、2、1、2……」とリズミカルに上下させる。これを1分ほど繰り返す。

 「正月は体を動かす機会が少なく、特にふくらはぎの筋肉はほとんど使っていません。無理な負荷をかけるとアキレス(けん)や筋肉の筋を痛めてしまうことがあるので、最初は楽な状態でゆっくり動かせば十分です」と湯浅さん。これなら簡単にできそうだ。

2010年1月7日 読売新聞)


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