2009年11月 3日 -- 医療 --

(3)ヒールは高さ5センチまで

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 「足を美しく見せたい」と、高いヒールや爪先の細い靴を履く女性が多い。しかしメーカーや小売店で作る「足と靴と健康協議会」(東京)事務局長の俣野(またの)好弘さんは「長く履き続けると外反母趾(がいはんぼし)などになりかねない。ハイヒールでも足に合った靴を選び、長時間の使用は避けたい」と話す。

 靴選びのポイントは男女共通で、爪先に余裕があり、かかとと甲が固定され動かないものだ。その点、開口部の広いパンプスや、サンダルは選択が難しい靴だ。俣野さんは「土踏まずのラインが、足にぴったり合う曲線ならば滑りにくい。甲に留め具などがあった方がいい」という。

 ブーツは、筒の太さと形状が脚に合うものを選びたい。全体でくるぶしを包んで保持してくれるので、安定しやすい。かがんだ時に、ひざ裏の(けん)がブーツの履き口にあたって痛いものは避ける。

 俣野さんは「ハイヒールはパーティーやデートの時と割り切った方がよい。移動や通勤は歩きやすい靴を履くなど、賢く使い分けて」とアドバイスする。

  ヒールの高さについて、「5センチまでで、ぐらつかないものを」と話すのは、靴メーカー「銀座ヨシノヤ」(東京)の森野潤一さん。かかとがヒールの中心に乗っていないと、重心がずれて不安定になり、姿勢も悪くなる。森野さんは「かかととヒールの重心が一致すると、思ったほど高さを感じないと話すお客さんが多い」という。

 足と靴と健康協議会では、靴選びについて専門的なアドバイスができる「シューフィッター」を認定している。「専門店や百貨店には資格を持った店員がいるので、気軽に相談してほしい」と俣野さんは話している。

2009年10月29日 読売新聞)

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