(3)疲れは脳にもたまる
信号、道路上の白線、障害物、標識、対向車、歩行者……。慣れない道では、こうした動く標的を視野の中心で捕らえ続けるために、眼球の六つの筋肉が伸縮し、視線をキョロキョロさせている。休憩時に素早く疲れを取るには、しばらくまぶたを閉じるほか、温めるタイプのアイマスクなどで血行を良くするといい。
だが、真下さんは「目だけでなく、脳も一緒に回復させる必要がある」と指摘する。
脳は標的の動きを予測しながら、六つの筋肉それぞれの動かし方を
もう一つ注意が必要なのは、パソコンや読書を長時間続けた直後の運転。真下さんは「ピントを合わせる筋肉を極度に緊張させるため、目の疲労で一時的に見えにくくなる。そのまま運転するのは非常に危険だ」と心配する。
例えば時速30キロで走行中に前方から近づいてくる標識を見る場合、文字が読める距離は、静止した状態で見るより3~4割程度短くなる。時速が100キロを超えると、その距離は半分以下になり、さらに疲れ目が重なると、文字が目前に来るまで読めない恐れがある。
それでも運転せざるを得ない場合、真下さんはハンドルを握る前に、手元の物と10メートル以上離れた物を交互に見つめて、ピントを合わせる筋肉を意識的にほぐすよう勧める。しばらく続けると、疲れ目が軽くなるという。
| 真下さんが勧める、脳のエネルギー補給に適した食品 |
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| <運転前>ピーナツ、大豆、スパゲティ、マカロニ、グレープフルーツ、リンゴ、オレンジ <運転中か休憩時>スポーツドリンク、白米、ジャガイモ、カボチャ、スイカ |



