(4)コンビニ 野菜も選ぼう
ランチで元気に
弁当やサンドイッチなどの、エネルギー量を足し算してみよう(東京都内で)
コンビニエンスストアで弁当やサンドイッチを買って、公園のベンチでお昼にするのも気持ちがいい。
東京・大手町のオフィスで働くA子さん(34)は週1~2回、コンビニでお昼を買う。この日は、おにぎり1個、サンドイッチ、ヨーグルト飲料の3品。
管理栄養士の橋本玲子さんは、「好みのものばかり自由に組み合わせて買う女性が多い。栄養のことも考えて」とアドバイスする。橋本さんが勧めるのが、おにぎりなどにそれぞれ表示されているエネルギー(熱量)の足し算だ。「ランチは500円以内などと決めて頭の中で計算するように、エネルギーの数字も足し算して目標に納めましょう」
橋本さんによると、女性の場合、ランチのエネルギーの目安は〈600~700キロ・カロリー〉。しかし、やせようと、おにぎり1個とお茶だけで済ます女性もいる。大きめのおにぎりは1個200キロ・カロリーだから、エネルギーは大幅に不足。栄養も偏っている。
A子さんの場合、3品のエネルギーの合計は598キロ・カロリーだった。ほぼ目標値だが、野菜をほとんどとっていない。「コンビニのランチでは、どうしても野菜が不足がちになる。意識して野菜を組み合わせましょう」と橋本さん。例えば、煮物やサラダの総菜パックや野菜ジュースをプラスするだけでも栄養バランスは改善される。
一方、男性のランチのエネルギーの目安は〈700~900キロ・カロリー〉。肉料理中心の大きめの弁当を買うだけで900キロ・カロリーを突破することも少なくない。おかずのバランスのいい弁当に替え、野菜ジュースなども組み合わせよう。
コンビニ各社はヘルシーメニューの開発に力を入れている。とろろ、雑穀、海藻など様々な食材を使った総菜が登場している。「栄養バランスのいいランチにするために、コンビニ巡りをしてみるのも楽しいのでは」と橋本さんは話す。(西村洋一)


