2009年4月24日 -- 医療 --

(3)社員食堂 使いこなそう

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ランチで元気に

 生活習慣病対策もあり、企業の社員食堂の多くが、栄養成分表示をするようになった。献立表などをチェックすれば、エネルギー量やたんぱく質、脂質の量などが詳しくわかる。「ただ、こうした情報を社員が十分に活用しているとはまだまだ言えません」。女子栄養大教授の石田裕美さん(給食栄養管理)は指摘する。

 石田さんは、企業3社の協力で社員食堂の調査を行っている。その結果、肉料理を取りすぎている人が圧倒的に多いことがわかった。また、自由におかずを選べるカフェテリア形式の場合、個人の好みに偏りがちだという。

 そこで石田さんは、社員食堂を上手に活用する五つのコツを紹介する。

 〈1〉定食スタイルを基本に ご飯と主菜(メーンのおかず)のほかに、小鉢や汁物も取るよう心がけると、ビタミンやミネラル分も確保できる。丼物のときにもぜひ小鉢を。

 〈2〉小鉢の中身を考えよう ホウレンソウのおひたしやサトイモの煮物など、野菜やイモ、キノコのおかずなら、副菜として栄養バランスを取るのに役立つ。

 ところが、小鉢には卵焼きや納豆、豆腐、シューマイもある。これらは主菜と同じたんぱく質源。いわば“ミニ主菜”だ。「ランチでたんぱく質源を重ねて取ったら、夕食は野菜中心にするなど工夫が必要ですね」と石田さん。

 〈3〉同じ調理法の料理を続けない きょうの主菜が揚げ物だったら、あすは煮物、その次はいため物に――。

 〈4〉主菜の量を減らそう 「ヘルシーメニュー」といった肉などの量を少なめにした料理を用意している食堂もある。活用したい。

 〈5〉家で作らない料理を社員食堂で 一人暮らしや単身赴任の男性の中には、家であまり料理しない人もいる。「煮物やおひたしなどを積極的に取りましょう」と石田さんはアドバイスしている。

2009年4月23日  読売新聞)

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