(1)野菜不足解消に期待
たくさん食べようと思っても、なかなか取れないのが野菜。厚生労働省が策定した「健康日本21」では、1日350グラム以上の摂取を目標に掲げているが、なかなか目標に届かず、若年世代はかなり少ない。ジュースにすれば、気軽に飲んで野菜不足を解消できそうだ。
新幹線新大阪駅構内の一角にある搾りたてジュースのスタンド「ジューサーバー」は、1日平均1400~1500人が利用する。一番人気は、5種類のフルーツと牛乳を混ぜ合わせた「ミックスジュース」。小松菜やほうれん草などの野菜ジュースも、根強いファンがいる。今年2月中旬に登場した期間限定の野菜ジュース・菜の花は、ビタミンが多く、美肌や疲れやすい人に効果が期待できるという。
健康を意識した人たちも気軽に立ち寄るジューススタンド(16日午後2時53分、新幹線新大阪駅構内で)
店舗を運営するジューサーバー・コーポレーション(大阪市)の黒木次夫さんは、「ほうれん草には豆乳を加えるなど、野菜は飲みやすくするための組み合わせが非常に難しい。菜の花には、キウイやパイナップル、グリーンティーなどを混ぜており、おいしく飲んでいただけると思う」と話す。値段は180円から400円まで。健康への効用というよりつかの間の潤いを提供する「現代の癒やし茶屋」を目指しているという。
一方、東京メトロの構内でジュースを販売する「ボスクスナッピー」は、健康を前面に出す。「目の健康にビタミンAが目白押し」「免疫力アップ」など、体に良さそうなジュースがずらり。風邪の予防になるショウガ入りも、3月いっぱい販売する予定だ。値段は250円~350円。運営するボスクフード(東京・千代田区)は、「健康志向のお客様を意識した新商品を今後も提供したい」と話す。



