かむ効用
東京歯科大とライオン歯科衛生研究所は、肥満と食習慣の関連を共同研究している。それによると、大人も子どもも早食いの人ほど、また、よくかまない人ほど肥満の傾向が強いことが分かった。
研究では意外にも、夜食やおやつ、遅い夕食など、「いつ食べるか」は肥満との明確な関連がみられず、「いかに食べるか」の重要性がはっきりと浮かび上がってきた。
多くかむ人の特徴は、食事時間が長い一方、食事量は少ないこと。これは、食べ物をよくかむほど脳の満腹中枢が刺激されて、食欲が抑えられるためだ。早食いの人は、満腹感を感じる前に大量に食べてしまいがちになる。
研究グループが、健康な男性を50回以上かむ多
血糖値を抑えるインスリンの分泌量も、多咀嚼の方が上昇が穏やかで、インスリンを分泌する
同研究所研究部主任の武井典子さんは「大人になってから早食いを改善するのは難しい。子どもの時から、先に口に入れた食べ物をのみ込むまで次の食べ物を入れないなど、よくかむ習慣を身につけさせたい」と話している。
| ■早食い防止10か条 (武井さんによる) |
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・かむ回数を意識的に増やす ・一口の量を減らす ・のみ込んでから次の食べ物を口に入れる ・水分と一緒に流し込まない ・ゆっくりと、唾液を混ぜ合わせる ・歯ごたえがある食材を選ぶ ・野菜はゆですぎず、大きめに切る ・品数を増やし、外食では定食を選ぶ ・時々、はしを置く ・2人以上で食べて会話を楽しむ |



