2008年10月10日 -- エクササイズ --

ジョギング

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(4)関節の柔らかさ確認を

 ジョギングで、ひざの関節や骨に異常が出ることを「ランニング障害」という。主な原因は、張り切って走りすぎること。米国の研究では、ランニング障害を起こす人の60%でトレーニングの方法に問題があり、うち29%が週に50キロ以上も走っていたという。

 東芝病院スポーツ整形外科部長の増島篤さんは「走ると筋肉に細かい傷ができ、回復する過程で筋肉は太くなる。回復を妨げる過度の運動はよいはずがない」と指摘する。

 日本体育協会は、障害を予防する目安を〈1〉1日15キロ以内〈2〉1時間以内〈3〉1キロ6分以上かけて走る――としている。

 増島さんは、初心者は、ジョギングの前に「全身関節弛緩(しかん)性テスト(図)」で、関節の柔らかさを確認すべきと強調する。7項目のうち、男性では2~1、女性なら3項目が該当すれば平均的な柔らかさ。それ以上だと、ひざ関節が大きく曲がりやすい。じん帯を切断する危険性が高まるので、ひざ周辺の筋力を高め、関節やじん帯を守ろう。

 自分ではチェックできない「癖」も問題になる。着地時に足が外側や内側に傾いてしまう人だ。この「癖」は矯正しないと、ひざや足首に過度の負担が加わって危険だ。スポーツ整形外科医など、専門家のチェックが必要だ。

 東芝病院のように、専門外来がある病院は数少ない。日体協のホームページにある、相談できる医師のリストを活用したい。走法を会得して楽に走れるようになっても、調子に乗っては元も子もない。長続きするジョガーを目指したい。(増田弘治)

2008年10月6日  読売新聞)

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