2008年10月 9日 -- エクササイズ --

ジョギング

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(3)続ければ死亡率低下

 適度なジョギングには健康な体になる基礎を築く効果があるという。減量を狙うだけではなく、それ以外の効果も意識して続けたほうがよい。

 東京医科大健康増進スポーツ医学講座教授の勝村俊仁さんは、ジョギングを継続すると「血管の弾力性を高め、血液をサラサラに保つほかに、筋肉に酸素や栄養を与える毛細血管の量を増やす劇的な効果がある」という。

 血管を作るのに必要なたんぱく質の一種「血管内皮増殖因子」は、走り始めるとすぐに反応する。週5日のジョギングで筋肉を取り巻く毛細血管が増え始め、それを3週続けると毛細血管の量はピークを迎えるという。

 その結果、筋肉が酸素を利用する能力も飛躍的に高まり、持久力も向上する。

 加えて、ジョギングの距離や速度を上げていくと、エネルギーの消費が、走った後も数日間にわたって続くことが最近の研究でわかっている。睡眠や安静時の消費エネルギー量も、運動を続ける前に比べて増加する。

 ただ、数週間走り続けた後でも5日間何もしないと、運動を始める前のエネルギー消費量に戻ってしまうという。1日おきにでも、走り続けることが大切なのだ。

 ジョギングを続けても、体重や血糖値、コレステロールが減らないこともある。しかし、勝村さんは「それでも、運動の効果は出ている」と話す。ジョギングのような有酸素運動を続ける人たちの死亡率は、たとえ太っていても低く抑えられるという結果が、米国での研究で明らかになっているからだ。

 体によいジョギングだが、体調を無視してやっても駄目。頻度は高くないが、心臓への負担から突然死する危険性もある。走る前に、必ず「自己点検」を心がけたい。

走る前の自己点検項目
熱はないか
体はだるくないか
昨夜の睡眠は十分か
食欲はあるか
下痢をしていないか
頭痛や胸痛はないか
関節の痛みはないか
過労はないか
前回の疲れは残っていないか
10今日の運動を行う意欲は十分にあるか

 ※一つでも問題があれば休養。1週間以上続けば、医師の診察を。日本体育協会「スポーツ行事の安全管理に関する研究」より

2008年10月3日  読売新聞)

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