お尻を元気に
(2)吹き出物防ぐ「清潔」と「生活」
お尻の吹き出物(ニキビ)はやっかいだ。お尻は下着が密着して汗で湿りやすく、座っているとむれて不潔になりがち。
吹き出物は皮脂で毛穴が詰まり、細菌が増殖して炎症を起こしたものだ。「お尻は皮膚が厚く脂肪が多いうえ、じめじめした環境で、細菌が繁殖しやすいため、吹き出物ができやすいのです」と、「おだクリニック日帰り手術外科」(福岡)の小田斉院長は話す。
かゆさのあまり、ついかいてしまうが、「かきむしると、黒っぽく固いあとが残るのでやめましょう」と、小田さんは話す。
吹き出物が大きくなると、なかなか治りにくいこともある。症状がひどくなる前に専門医の診察を受けよう。かゆみ止めの飲み薬の服用や塗り薬などによる治療が効果的という。
吹き出物の予防法、対処法として、大事なのは、お尻を清潔に保つこと。
もちろん、お風呂は大事。ただし、「せっけんで洗うと化学物質が原因で皮膚炎を起こすこともあります。せっけんを使わずシャワーできれいにお尻を洗い流した後、よく乾かします」と小田さん。
ほかにも、下着をナイロン製ではなく汗をよく吸着するシルクなどにする、長時間の座り仕事の際、お尻がむれないように20、30分おきに立つようにする、などの工夫もできる。
小田さんによると、睡眠不足や疲労からくるホルモンバランスの乱れが、皮脂を過剰に分泌する原因にもなっているという。「栄養バランスのとれた食 事や十分な睡眠をとるなどの正しい生活習慣を心がけることが大切です。アルコールや刺激物の飲食もなるべく控えましょう」と話す。


