2008年8月17日 -- 病気の予防 --

ホルモン活性化

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(3)和食しっかり 夜ぐっすり

 熱帯夜が続き、寝不足になりがちな季節。睡眠を誘発するホルモンのメラトニンで、快眠を目指そう。

 メラトニンは、脳の松果体で、必須アミノ酸のトリプトファンを原料に、セロトニンを経て合成される。

 朝日が昇り、その光が目に入ると、セロトニンの合成が始まる。日没後、セロトニンからメラトニンが作られ、眠くなる。日の出を迎えるころ、メラトニンの分泌が止まり、目が覚める。

 「この自然のリズムを無視し、夜間に活動する生活スタイルが珍しくなくなった。そのため、睡眠障害に陥りやすくなっている」と、東邦大学医学部の有田秀穂教授は指摘する。

 熟睡のカギは、メラトニンとセロトニンの分泌リズムを整えることだ。まずは、目が覚めたらすぐにカーテンを開けて朝日を浴び、しっかりとセロトニンを作ること。同じ動きを繰り返す「リズム運動」も、セロトニンを増やすことが分かっており、ウオーキングや水泳などのほか、ガムをかむだけでも効果があるという。

 眠る時に部屋を暗くすることも大切。周囲が明るいと、メラトニンの分泌が妨げられるからだ。

 メラトニンは、アメリカではサプリメントとして販売されているが、日本では医師の処方がないと入手できない。

 トリプトファンは、良質のたんぱく源である大豆製品や、赤身の魚、肉に多く含まれる。セロトニン合成の際に必要なビタミンB6と一緒に取るとよい。

 ハクサイやキャベツ、ケールなどの葉物野菜には、メラトニンそのものが含まれている。有田教授は、「バランス良く摂取するには、伝統的な和食が一番」と話している。

2008年8月15日 読売新聞

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