2008年8月15日 -- エクササイズ --

ホルモン活性化

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(1)ゆっくり筋トレ 脂肪分解

 体内の様々な活動をコントロールし、健康を支えるホルモン。このシリーズでは、乱れがちなホルモンバランスを整えて快調に過ごす方法を探る。まずは、成長ホルモンによる減量法から。

 成長ホルモンには、発育期に骨を伸ばし、臓器や筋肉を大きくするほか、脂肪を分解させる強い働きがある。

 東京大学の石井直方教授(身体運動科学)によると、成長ホルモンの分泌は、筋肉トレーニングで活性化される。筋肉は多くのエネルギーを必要とするので、鍛えて増やせば消費カロリーもアップする。

 石井教授が「昼休みなどちょっとした時間にもできる」と薦めるのが、鍛えたい部分をゆっくりと動かし続ける「スロートレーニング(スロトレ)」。常に筋肉に力が入り、静脈を圧迫し続けるため、「高い負荷がかかっている」と体が錯覚し、たくさんの成長ホルモンが分泌される。

 例えばスクワットなら、ゆっくりひざを曲げ、太ももが水平になったら、動きを止めずにひざを伸ばし始める。完全に立ち上がる直前に再びひざを曲げ始める。多少きついと感じる回数(5~10回)を1セットとして3セット行う。週に2、3回やるのがいい。

 筋トレの後、6時間程度は、成長ホルモンによる脂肪分解作用が続くという。その間に、ウオーキングなどの有酸素運動で分解された脂肪を燃やす。階段を使うなど、日常生活の中で体を動かすよう心がけるだけでも効果がある。

 重要なのは、筋トレの後に有酸素運動という順番を必ず守ること。有酸素運動は成長ホルモンの分泌を抑えるため、順番が逆だと効果がない。

2008年8月13日 読売新聞

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