筋肉を鍛える
(4)毎日続けるのが効果的
早稲田大学スポーツ科学学術院教授の福永哲夫さんが勧める「貯筋運動」を、昨日に続いて紹介する。
まずは「腹筋運動」。ひざを曲げ、クッションなどにもたれ、胸の前で手を組む。腹部に力を入れて上体を起こす。腹筋に意識を集中しながら4~6秒で腹筋運動を行い、それを8回ずつ3セット。どの運動もセット間に十数秒程度の休憩をはさむ。
次は「力こぶの筋肉運動」。水を入れた500ミリ・リットルのペットボトルを、両ひじを脇腹につけて持つ。手を下げた状態から肩の位置まで持ち上げる。上げ下げで4~6秒が目安。16回ずつ3セット。力こぶに気持ちを集中しよう。
最後に「ふくらはぎの筋肉運動」。両足を肩幅ほどに開いて、いすの背に手を添えながら立つ。かかとを上げ、その状態で2~3秒停止し、かかとを下げる。これも16回ずつ3セット行う。
昨日紹介した2種類を含め計5種類の運動を毎日行ってみよう。より詳しくは、福永さんらの著作「貯筋通帳」(ワニマガジン社、税抜き950円)が参考になる。
「運動を始めてから、駅の階段を休まずに上れるようになりましたよ」
東京都調布市の大橋和子さん(71)は2004年から約1年間、福永さんが主宰した筋肉を鍛える運動教室に通い、今も、自宅で運動を続ける。
ひざに痛みがあったが、運動を始めて筋肉がつき、痛みが消えた。「猫背気味だった背筋もピンと伸びた」と大橋さん。貯筋運動で若さを取り戻しましょう。(医療情報部 坂上博)
2008年6月30日 読売新聞


