2008年7月 1日 -- 医療 --

筋肉を鍛える

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(3)鍛える部分に意識集中

 中高年者が筋肉を鍛えることで健康になる「貯筋運動」の普及を訴えている早稲田大学スポーツ科学学術院教授の福永哲夫さん。福永さんが勧める、手軽に家庭でできる運動方法とは何か?

 その前に注意点。やってはダメなことは、〈1〉力を入れる時は呼吸を止めてはいけない〈2〉無理をせず、一歩手前でやめる。痛いことはやらない〈3〉他人との競争はしない。

 逆に、やらないといけないことは、〈1〉運動の前にストレッチ体操をする〈2〉少しきついかな、という強度を選ぶ〈3〉どの筋肉を動かしているのか意識する〈4〉できるようになったらレベルを上げる。

 さて本題。運動方法は様々あるが、今日と明日の紙面で、五つの運動を約15分間で行う例を紹介しよう。対象は、運動不足、または運動をしているが筋肉の衰えを感じている中高年。

 一つ目は、「腕立て伏せ」。手は肩よりやや広めで、四つんばいになる。ゆっくりひじを曲げ、伸ばす。曲げ伸ばしで4~6秒が目安。この動作を8回行い、3セット繰り返す。

 この運動では胸周辺の筋肉が主に使われるので、胸に筋肉がつくことを想像しながら行おう。

 二つ目は「座り立ち(スクワット)」。足は肩幅、つま先はやや外向き。ひざの角度が100~120度になるまで、ゆっくり曲げ、ゆっくり伸ばす。曲げ伸ばしで6~8秒が目安。この動作を8回行い、これを3セット繰り返す。どの運動でもセットとセットの間に十数秒程度の休憩を取る。

 この運動は、主に太ももの前の筋肉が鍛えられるので、意識はここに集中させる。残る三つの運動は明日の紙面で紹介する。

2008年6月27日 読売新聞

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