2008年5月16日 -- 医療 --

へバーデン結節で指変形

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Q: へバーデン結節で指変形

 43歳で、へバーデン結節と診断されました。水ぶくれのようなものもできました。指の変形がひどくなり、人前に出たくありません。手術で変形を目立たなくする方法はありますか。(50歳女性)

A: コブ除去や関節固定手術も

 へバーデン結節は、手の指の第1関節(指先の方)の甲側に、コブのようなもの(結節)ができ、赤く腫れたり、関節が曲がったりする病気です。痛みを伴うことがあり、時に、水ぶくれのようなもの(粘液嚢(のう)腫(しゅ))ができます。

 水ぶくれのようなものは、初期には、針を刺して中からゼリー状物質を押し出し、3か月ほどテープで軽く圧迫しておくと、ほとんどが治ります。再発を繰り返す場合は、その部分を切除し、欠損部を皮膚の移植などで補います。

 コブが大きくなるとともに関節の軟骨がすり減ったり、軟骨の下の骨まで傷ついたりする場合があります。こうした関節の変形に対する手術は、大きく分けて二つあります。

 一つは第1関節の甲側に大きなコブができ、関節が内(握る)側に曲がって気になる場合に、そのコブを削る手術です。コブがなくなっても指が完全に伸ばせるとは限りませんが、見た目を少しでも改善するのが狙いです。ただ、関節がゆるんでいる場合には、この手術は向きません。

 関節のゆるみが大きく、指先が横に曲がって、握ると隣の指と重なったり、痛みが強かったりする場合には、関節を金属製のねじやピンで固定する手術をします。固定手術後は、痛みはなく指もまっすぐになり力も入りますが、第1関節は動かなくなります。

 ただし、変形のみで関節の痛みが少なければ、あわてて手術する必要はないので、治療法については、じっくり考えて下さい。

 堀内行雄・川崎市立川崎病院副院長(整形外科)

2008年5月11日 読売新聞

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