花見、歓迎会など酒席が多い春。アルコール中毒を防ぐには?(2) 反応ない時は救急車
アルコール健康医学協会の古屋賢隆(よしたか)常務理事は「空腹時に濃い酒を一気に飲むのが一番危険」と警鐘を鳴らす。空腹時はアルコールの吸収が早い。つまみを食べながらだと吸収は遅くなる。たんぱく質やビタミンを多く含む食べ物を味わいながら飲むといい。その日の体調にも気をつける。酔いつぶれた人がいたら一人にせず、誰かが必ず責任を持って付き添う。呼びかけても揺すっても反応がない時は、迷わず救急車を呼ぶ。
あおむけは危ない。舌の付け根がのどに落ち込んだり、吐瀉(としゃ)物がのどに詰まって窒息する可能性がある。無理に吐かせず、空気の通り道を確保し、吐瀉物も自然に流れるように横向きに寝かせる(回復体位)。ベルトなど体を締め付けている物は外す。体温が下がらないよう上着や毛布を掛け、できれば、脱水症状気味にならないよう水やお茶など水分を補給させる。
古屋理事は「自分の適量を知り、自分のペースで飲むことが大切。周囲も無理強いせず楽しく飲んで」と呼びかける。
2008年3月19日


