2008年2月 2日 -- 花粉症 --

花粉症にビールの苦み成分「ホップ」の抽出物が効く

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ただしビール飲んでも効果なし

 ビールの苦み成分「ホップ」の抽出物に、花粉症の症状を軽減する働きがあることが、日赤和歌山医療センターとサッポロビールの研究でわかった。

 ホップには腫瘍(しゅよう)を抑制する働きなどがあることは知られていたが、アレルギー抑制効果が確認されたのは初めて。3月の日本農芸化学会で発表する。

 ヒスタミンは、くしゃみや鼻水といった花粉アレルギーの症状を引き起こす原因物質だが、研究チームはホップの抽出物に、このヒスタミンが免疫細胞から出てしまうのを抑える作用があることを確認した。

 さらに、花粉が飛散する昨年1~4月、花粉症に悩む40人を半分に分け、一方にはホップ抽出物入りのスポーツ飲料を飲んでもらい、ホップが入っていない飲料を飲んだグループと効果をいろいろ比較した。

 その結果、花粉症の初期の段階から症状の緩和傾向が認められ、10週目以降、ホップ摂取群の方が鼻づまりなどの症状が緩和したことが確認された。症状緩和の程度は、花粉飛散量が多い日ほど著しかった。

 だが、ビールを飲んでも直接の効果はないという。研究グループは、この抽出成分を入れたスポーツドリンクなどの商品化を目指す。同センターの榎本雅夫(ただお)・耳鼻咽喉(いんこう)科部長は「スギ、ヒノキ科両方の花粉症に効果が期待できる」としている。

参考:読売新聞

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