無線LAN メール丸見え

2014年08月26日

成田・関西・神戸の3空港
神戸大が調査 利便性優先、暗号化せず

成田、関西、神戸の3空港が提供する無料の公共無線LANサービスでインターネットを利用した場合、送信したメールの宛先や中身、閲覧中のウェブサイトのURLを他人がのぞき見できる状態になることが26日、神戸大大学院の森井昌克教授(情報通信工学)の実地調査で確認された。

無線LANを暗号化すればのぞき見を防止できるが、パスワードの入力などが必要になり、3空港は利便性を考慮し暗号化していないという。現在、全国の公共施設やコンビニなど約90万カ所で公共無線LANが利用できるが、暗号化されていないものも多い。

森井教授は「利用者はリスクがあることを理解し、クレジットカードの番号など大事な情報のやり取りは避けるべきだ」と話している。
(日本経済新聞より)

誰でもアクセスできる公共無線ランは、誰でもその中のネットワーク内を覗き見できるということです。皆様、くれぐれもそのようなインターネット環境下では、重要な情報のやり取りはしないようにご注意ください!